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資格試験の種類と受験資格・試験内容などの概要
| 法律・行政関連 ■海事代理士 |
■海事代理士
【資格の概要】
海事代理法に基づき、船舶の登記や登録、検査申請、船員に関する労務、
その他の海事許認可などの手続きを代行する国家資格。
いわば、司法書士や行政書士、社会保険労務士の海事版である。
独立・開業する場合、専業で経営するほか、司法書士、行政書士、
社会保険労務士などほかの士業と兼業する事務所も多い。
【試験内容】
イ 筆記試験
・一般法律常識（概括的な問題）
①憲法、②民法、③商法（第４編海商法）
・海事法令（専門的な問題）
①国土交通省設置法、②船舶法、③船舶安全法、④船舶の総トン数の測度に関する法律、
⑤船員法、⑥船員職業安定法、⑦船舶職員及び小型船舶操縦者法、⑧海上運送法、
⑨港湾運送事業法、⑩内航海運業法、⑪港則法、⑫海上交通安全法、⑬造船法
⑭海洋汚染及び海上災害防止に関する法律、⑮国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の
確保等に関する法律、及びこれらの法律に基づく命令
ロ 口述試験
口述試験は、当年度及び前年度の筆記試験に合格した者に対し行われる。
・海事法令
①船舶法、②船舶安全法、③船員法、④船舶職員及び小型船舶操縦者法
【試験日】
例年、筆記試験が9月に全国11都市で行われる。口述試験は11月に実施
試験の詳細についてはこちら⇒海事代理士試験についてをご確認下さい。
特殊な業界に特化した資格なので、受験指導校や通信教育等はほとんどない。
冊子としては、平成１９年８月発行の「海事代理士合格マニュアル《改訂版》
（編者（社）日本海事代理士会、発行人（株）成山堂書店」がある。
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