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資格試験の種類と受験資格・試験内容などの概要
| 医療・福祉関連 ■ホームヘルパー |
■ホームヘルパー
【資格の概要】
ホームヘルパーとは、高齢者や心身障害者など日常生活に支障のある方の家庭を訪問し、
食事の支度、部屋の掃除、排泄や入浴など生活全般のサポートを行う仕事です。
ホームヘルパーの仕事の内容には、次の2つがあります。
・身体介護（食事や入浴、排泄などの介助を行う）
・生活支援（洗濯や掃除、買い物などを代わりに行う）
また、ホームヘルパーには次の2つのタイプがあります。
・介護保険制度でのホームヘルパー
・障害者支援費制度でのホームヘルパー
ホームヘルパーは介護福祉士のような試験を受けて取得する「国家資格」とは違い、
厚生労働省が認定した講習事業者の研修を修了するだけで取得可能な「認定資格」となっています。
ホームヘルパーの資格には、1級から3級まであります。
【受験資格】特になし
【資格検定について】
ホームヘルパー3級
「訪問介護入門研修」として、家事援助のヘルパー育成のための資格となっています。
講義が25時間、実技講習が17時間、在宅サービスの現場の見学実習が8時間、
合わせて50時間の研修を受けるだけで取得できます。
しかし、現在は3級の講習を実施する事業者や学校は少なく、各地の自治体が実施しています。
また、ホームヘルパーの募集も2級以上の資格取得者がほとんどなのが現状です。
ホームヘルパー2級
ホームヘルパーの募集では2級以上を要求されることが多い。
講義が58時間、演習42時間、実習32時間、合わせて130時間の研修を受ける必要があります。
基本的には、福祉系専門学校に入学するか、訪問介護事業者が実施している講座を
受講することになります。
ホームヘルパー1級
2級を修了した人たちが対象になる資格で、ホームヘルパーの指導や、訪問介護者本人や
家族との相談など、責任者的な立場として働く人を対象に定められた資格です。
資格取得のためには、講義が84時間、演習62時間、実習84時間、
合わせて230時間の研修を受ける必要があります。
責任者的な立場ということもあって、雇用形態も正社員といった常勤が多く、
給与も一般のヘルパーよりもアップする場合が多いようです。
参考資料⇒資格を取得できる学校：ホームヘルパー.net
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